2010年12月4日土曜日

イー・モバイル、2年ぶりスマートフォン「HTC Aria」投入 通信量安く「テザリング」機能も備える

イー・モバイルは3日、高機能携帯電話(スマートフォン)の新機種「HTC Aria」(台湾HTC製)を17日に発売すると発表した。同社のスマートフォン投入は約2年ぶり。専用の通信料を安く設定し、大手3社に対抗する。

新機種専用の通信料は2年契約を前提とした「スマートプラン ベーシック(にねん得割)」で月額4280円など。音声の基本料が含まれ、大手3社に比べて1000円以上安い水準になる。端末の価格は、同社オンラインストアで契約期間の拘束がない条件で購入する場合で3万9580円。

新機種は米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」の最新版を搭載。無線LAN)ルーターとして周辺のノートパソコンや携帯型ゲーム機などをネットに接続する「テザリング」機能を備える。液晶画面は3.2型で500万画素のデジタルカメラ機能を備える。

「HTC Aria」は、海外市場では6月に販売が開始され、すでに世界20ヵ国以上で展開されている。今回日本市場向けの端末では、OS 2.1から2.2へバージョンアップされたほか、テザリング機能にも対応するなど、諸々のカスタマイズがなされている。またFlash Lite 4に対応したほか、HTC独自のインターフェース「HTC Sense」を搭載し、ホーム画面に任意のアイコンやウィジェットを7つまで表示させることができる。