日経新聞電子版は11日、ＮＥＣが１月６～９日に米ラスベガスで開催された2011年の「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー（ＣＥＳ）」で、米グーグルの携帯端末向けＯＳ「Ａｎｄｒｏｉｄ」を搭載するモバイル端末「モバイルギア」を参考出展したと報じている。
モバイルギアは1990年代にＮＥＣが販売していた電子メールの送受信機能などを持つモバイル端末のブランド。短時間で起動して長時間駆動する使い勝手や広めのキーボードを持つ機種など、モバイル用途に特化したコンセプトで一部のユーザーから高い支持を得た。
ＮＥＣが今回展示した端末は、フルキーボード付きで７インチのWVGA（800×480ドット）のディスプレーを持ち、プロセッサーは米エヌビディアの「Ｔｅｇｒａ」を使っている。ＯＳはアンドロイドのバージョン2.2
画面上のカーソル移動は、タッチパネルによる操作だけでなく、キーボード内のカーソルキーやキーボード下に配置した光学式ポインターでも可能。本体上面にカメラも内蔵する。
通信環境は現在のところ無線ＬＡＮだけだが「３Ｇ」というボタンがあり、携帯キャリアの通信及びAndroid market(アンドロイド マーケット）接続も可能になるかもしれない。
rakuten
