2010年2月25日木曜日

ハイブリッドよりベンツのクリーンディーゼルが欲しい 減税対象ディーゼル車が初登場

メルセデス・ベンツ日本は24日、主力車「Eクラス」のディーゼル車を3年ぶりに全面刷新したと発表した。
 
排ガス中のNOxを大幅に削減できる。燃費も先代モデルに比べて19~24%改善し、輸入ディーゼル車で初めてエコカー減税の対象車となる。
 
新型ディーゼル車「E350BlueTEC(ブルーテック)」はセダンとワゴンの2種類。高温の排ガスに尿素水を噴射し、化学反応でNOxを窒素と水に分解して無害にする。排ガス中のNOxを69%、黒煙の原因となる粒子状物質(PM)を21%削減する。
 
3000ccV6直噴ターボディーゼルエンジンを搭載し、5000ccのガソリンエンジン並みの動力性能と静粛性を実現しながらも、二酸化炭素(CO2)排出量は先代モデル比で7.2%削減した。燃費はセダンで軽油1リットル当たり13.2キロメートル、ワゴンで13.4キロメートル。これにより取得税と重量税が100%減免される減税対象車となる。
 
「E350ブルーテック」の価格はセダンが798万円、ワゴンが833万円と先代モデルより60万円、63万円安くなっており、減免などで最大68万円の優遇措置が受けられるのでかなりの買得感がある。